薬剤師 【国家資格】

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薬剤師とは

薬剤師とは、一般的によく知られているのは、薬の必要な方に、医師の処方箋に基づいて、適正な薬を提供する人のことです。しかし、薬剤師法の第1条には「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。」とあり、社会的役割では、先に述べたものよりも幅広い活躍が求められています。

難易度  : ★★★☆☆ 近年合格率は、60.8%程です。
就職  : 調剤薬局・病院・医院・学校・ドラッグストアなど。また、各機関・企業のMR(医薬情報担当者)など。
仕事内容  : 調剤業務全般を行います。また、MRでは、医療機関・病院・卸企業・学会などに対しての販売計画などを考えたりします。
年収は?     :     薬剤師の平均年収は533万円(賞与込)です。

資格概要

受験資格

1.学校教育法に基づく大学において、6年制薬学課程を修めて卒業した者。
2.外国の薬学校を卒業し、又は外国の薬剤師免許を受けた者で、厚生労働大臣が1.に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定した者。
3.改正法の施行日(平成18年4月1日)において、旧薬剤師法第15条第1号に該当する者。
4.改正法の施行日において、旧薬剤師法第15条第2号に該当する者。
5.施行日前に学校教育法に基づく大学(短期大学を除く)に在学し、施行日以後に旧薬剤師法第15条第1号に規定する要件に該当することとなった者。
6.平成18年度から平成29年度までの間に学校教育法に基づく大学に入学し、4年制薬学課程を修めて卒業し、かつ、学校教育法に基づく大学院において薬学の修士又は博士の課程を修了した者であって、厚生労働大臣が、「薬剤師法の一部を改正する法律附則第3条の規定に基づく厚生労働大臣の認定に関する省令(平成16年厚生労働省令第173号)」第1条の規定に基づき、改正法による改正後の薬剤師法(以下「新薬剤師法」という。)第15条第1号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定した者。

試験内容

●必須問題試験(計90問)
・物理・化学・生物(15問)
・衛生(10問)
・薬理(15問)
・薬剤(15問)
・病態・薬物治療(15問)
・法規・制度・倫理(10問)
・実務(10問)

●一般問題試験(計105問)
■薬学理論問題試験
・物理・化学・生物(30問)
・衛生(20問)
・薬理(15問)
・薬剤(15問)
・病態・薬物治療(15問)
・法規・制度・倫理(10問)
■薬学実践問題試験(計150問)
・物理・化学・生物(15問)+実務複合(15問)
・衛生(10問)+実務複合(10問)
・薬理(10問)+実務複合(10問)
・薬剤(10問)+実務複合(10問)
・病態・薬物治療(10問)+実務複合(10問)
・法規・制度・倫理(10問)+実務複合(10問)
・実務(20問)

合格基準

以下のすべてを満たす必要があります。
1.全問題への配点の65%を基本とし、問題の難易を補正して得た実際の総得点以上であること。
2.一般問題について、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の35%以上であること。
3.必須問題について、全問題への配点の70%以上で、かつ、構成する各科目の得点がそれぞれ配点の50%以上であること。

願書申込み受付期間

1月上旬~中旬頃まで

試験日程

3月上旬頃の土・日曜日の2日間。

受験地

北海道、宮城、東京、石川、愛知、大阪、広島、徳島、福岡

受験料

6,800円

合格発表日

3月下旬頃

受験に関する問い合わせ

厚生労働省 厚生労働省医薬食品局総務課試験免許係 03-5253-1111
北海道厚生局 011-709-2311
東北厚生局 022-716-7331
関東信越厚生局 048-740-0810
東海北陸厚生局 052-959-2064
近畿厚生局 06-6942-2241
中国四国厚生局 082-223-8181
四国厚生支局 087-851-9565
九州厚生局 092-472-2370

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●学校薬剤師
学校保健安全法の定めにより、大学以外の学校に薬剤師を置くことが義務づけられています。専任の場合は殆どなく、薬局などの薬剤師が兼務している事が多いです。

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