介護職員初任者研修(ホームヘルパー) 【公的資格】

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介護職員初任者研修(ホームヘルパー)とは

現在の福祉を支える最重要な役割を担う地域のヘルパーです。介護職員初任者研修とは、多くが初めて介護にたずさわろうとする人が最初に取得する資格であり、介護に関する全般的なものを学ぶことができます。平成25年度から1級及び、介護職員基礎研修課程は廃止され、2級が介護職員初任者研修課程となります。また、これまでに取得した資格が無効になるわけではなく、24年度末までにホームヘルパー1~3級、その他の介護職員基礎研修、認知症介護実践者研修、喀痰吸引研修等を修了した方は、初任者研修修了者として介護の仕事を続けることが出来ます。また、介護福祉士受験の際の受験資格における「実務者研修(450時間)」の一部が免除され、以下のようになります。
・初任者研修修了者 ― 合計320時間
・訪問介護員養成研修修了者
1級 ― 合計95時間
2級 ― 合計320時間
3級 ― 合計420時間
・介護職員基礎研修修了者 ― 合計50時間
・その他の介護職員基礎研修、認知症介護実践者研修、喀痰吸引研修等 ― それぞれ実務者研修の一部教育内容と読み替え

難易度  : ★☆☆☆☆ 講習の受講で取得できます。
就職  : 老人保険施設、特別養護老人ホーム、福祉施設、病院、在宅介護事業所、ボランティア施設など。高齢化社会の現在、在宅介護を要する人が増加しているのに対して、有資格者のニーズが求められており、以前にも増して必要性はますます高まっています。介護の業界では、現場で働く人が一番重要とされています。
仕事内容  : 要介護者を訪問し要介護者等に対し、入浴、排せつ、食事等の介護、通院介助、生活に関する相談・助言などの日常生活上の世話を行います。また、実務経験3年以上、または1級取得後は、事業所においてサービス提供責任者として、後輩の育成指導、利用者とヘルパーとのコーディネート等も出来ます。(ただし、2級の者が責任者となると介護報酬が1割減となります)
年収  : ホームヘルパーの平均年収は289.1万円(賞与込)です。

資格概要

受講資格

●1級 ― 2級取得後1年以上経過した者。
●2級 ― 制限はありません。

受講内容

●介護職員初任者研修課程カリキュラム(130時間)
1.職務の理解(6時間)
2.介護における尊厳の保持・自立支援(9時間)、
3.介護の基本(6時間)
4.介護・福祉サービスの理解と医療の連携(9時間)、
5.介護におけるコミュニケーション技術(6時間)
6.老化の理解(6時間)
7.認知症の理解(6時間)
8.障害の理解(3時間)
9.こころとからだのしくみと生活支援技術(75時間)
10.振り返り(4時間)

願書申込み受付期間

各都道府県によって異なるので実施先までお問い合わせ下さい。

受講日程

各都道府県によって異なるので実施先までお問い合わせ下さい。

受験地

全国各地。

受講料

各都道府県によって異なるので実施先までお問い合わせ下さい。

合格発表日

各都道府県によって異なるので実施先までお問い合わせ下さい。

受講に関する問い合わせ

各都道府県庁、指定都市の福祉課担当

関連書籍

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介護職員初任者研修(ホームヘルパー)の関連資格

社会福祉士
介護福祉士
福祉住環境コーディネーター
介護支援専門員

関連用語

●訪問介護員(ホームヘルパー)
2012年に「介護保険法施行規則(平成11年厚生労働省令第36号)」を改正し、『訪問介護員2級養成研修』に代わるものとして『介護職員初任者研修』 を、2013年度からスタートしています。このことから、2013年度より『訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修(1級・2級(3級は2009年に廃 止))』は実施されなくなりました(但し、資格そのものはひきつづき存続しています)。

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