介護福祉士 【国家資格】

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介護福祉士とは

介護福祉士とは、介護系の資格の中で唯一の国家資格で、身体上・精神上に障害がある為、生活を営むのに支障がある方の生活全般(入浴、排せつ、食事など)の介護を行い、更に介護を行う者に対して指導を行う福祉のエキスパートです。

難易度  : ★★☆☆☆ 合格率は64.6%程です。
就職  : 主な就職先は、一般病院、特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、介護老人保健施設、有料老人ホーム、身体・知的障害者施設、痴呆対応型グループホーム、介護療養型医療施設、在宅サービス事業所など。この資格を取得していれば、多くの勤務先を望めるでしょう。
仕事内容  : 食事介助、入浴介助、排泄介助が主な仕事ですが、それに至るまでに食事の内容を栄養士と相談したり、着替えや買い物などの家事援助をしたり、社会活動支援なども行います。
年収  : 平均年収は300万円程です。

資格概要

受験資格

1.特別養護老人ホームや介護老人保健施設の介護職員など、主たる業務が介護等の業務である方、介護保険の指定訪問介護事業所の訪問介護員(ホームヘルパー)などで、介護等の業務に従事(在職期間が3年以上、実働日数が540日以上)した方
2.高等学校又は中等教育学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した方
3.特例高等学校(専攻科を含む)において、福祉に関する所定の教科目及び単位を修めて卒業した後、介護等の業務に従事(在職期間:9ヶ月以上、実働日数:135日以上)した方

※なお、27年度からは3年以上の実務経験に合せて実務者研修(必修:450時間)を受講しないと受験することができません。また、実技試験免除講習か実務者研修の受講で得た実務試験免除の得点も無くなります。(実務者研修必修になるため)

試験内容

●筆記試験(多肢選択式)
▼人間の尊厳と自立
1.人間の尊厳と自立
2.介護における尊厳の保持・自立支援
▼人間関係とコミュニケーション
1.人間関係の形成
2.コミュニケーションの基礎
▼社会の理解
1.生活と福祉
2.社会保障制度
3.介護保険制度
4.障害者自立支援制度
5.介護実践に関する諸制度
▼介護の基本
1.介護福祉士を取り巻く状況
2.介護福祉士の役割と機能を支えるしくみ
3.尊厳を支える介護
4.自立に向けた介護
5.介護を必要とする人の理解
6.介護サービス
7.介護実践における連携
8.介護従事者の論理
9.介護における安全の確保とリスクマネジメント
10.介護従事者の安全
▼コミュニケーション技術
1.介護におけるコミュニケーションの基本
2.介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション、
3.介護におけるチームのコミュニケーション
▼生活支援技術
1.生活支援
2.自立に向けた住環境の整備
3.自立に向けた身じたくの介護
4.自立に向けた移動の介護
5.自立に向けた食事の介護
6.自立に向けた入浴・生活保持の介護
7.自立に向けた排泄の介護
8.自立に向けた家事の介護
9.自立に向けた睡眠の介護
10.終末期の介護
▼介護課程
1.介護課程の意義
2.介護課程の展開
3.介護課程の実践的展開、
4.介護課程とチームアプローチ
▼発達と老化の理解
1.陣源の成長と発達の基礎的理解
2.老年期の発達と成熟、
3.老化に伴うこころとからだの変化と日常
4.高齢者と健康
▼認知症の理解
1.認知症を取り巻く状況
2.医学的側面から見た認知症の基礎、
3.認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
4.連携と協働、
5.家族への支援
▼障害の理解
1.障害の基礎的理解
2.障害の医学的側面の基礎的知識
3.連携と協働
4.家族への支援
▼こころとからだのしくみ
1.こころのしくみの理解
2.からだのしくみの理解
3.身じたくに関連したこころとからだのしくみ
4.移動に関連したこころとからだのしくみ
5.食事に関連したこころとからだのしくみ
6.入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみ、
7.排泄に関連したこころとからだのしくみ
8.睡眠に関連したこころとからだのしくみ
9.死にゆく人のこころとからだのしくみ
▼総合問題
1.3領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ)の知識及び技術を横断的に問う問題を、事例形式で出題。

●実技
1.介護の原則
2.健康状況の把握
3.環境整備
4.身体介護

願書申込み受付期間

8月中旬~9月上旬頃まで

試験日程

●筆記試験 ― 1月下旬頃
●実技 ― 3月上旬頃

受験地

●筆記試験
北海道、青森、岩手、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、島根、岡山、広島、香川、愛媛、福岡、熊本、鹿児島、沖縄
●実技試験
北海道、青森、宮城、東京、石川、愛知、大阪、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄

受験料

10,650円

合格発表日

3月下旬頃

受験に関する問い合わせ

公益財団法人 社会福祉進行・試験センター 試験室 03-3486-7521

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