ガス溶接作業主任者 【国家資格】
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ガス溶接作業主任者とは
アセチレン溶接、ガス集合溶接装置などガスを用いる金属溶接、溶断等の作業を行う際の作業の方法や指揮などを行う者のことです。また、ガス溶接作業主任者はガス溶接技能者の資格を持っている事を前提として取得できる資格の為、ガス溶接を行う事も可能です。
難易度 : ★★☆☆☆ 近年合格率は、約80%程です。
就職 : 建設系企業・建設現場、建材製作企業や溶接作業を行う工場など。ガスを用いる溶接や溶断を行う企業では、作業の指揮を行う者として、ガス溶接作業者を必ず選任する必要があるので、有資格者は就職などに有利になるでしょう。
仕事内容 : アセチレン溶接、ガス集合溶接装置を用いて金属の加工作業を行う現場で、作業の方法や指導、安全の確認・指導などを行います。また、自身も溶接や切断を行います。
資格概要
受験資格
制限はありません。
ただし、本人確認証明書の添付が必要(科目免除のため、事業者証明書を添付する場合は不要)です。
免許交付要件
※試験に合格された場合、免許申請の際に実務経験等を証する書類の添付が必要です。
1.ガス溶接技能講習を修了した者で、その後ガス溶接等の業務に3年以上従事した経験を有するもの
2.大学又は高専において溶接に関する学科を専攻して卒業した者
3.大学又は高専において、工学又は化学に関する学科を専攻して卒業した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
4.塑性加工科、構造物鉄工科又は配管科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた者
5.普通課程の普通職業訓練(金属加工系溶接科)、養成訓練(溶接科)を修了した者で、その後2年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
6.鉄工、建築板金、工場板金又は配管の1級又は2級の技能検定に合格した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
7.旧保安技術職員国家試験規則による溶接係員試験に合格した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
8.専修訓練課程の普通職業訓練(溶接科)、専修訓練課程の養成訓練(溶接科)を修了した者で、その後3年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
9.養成訓練(金属成形科)を修了した者
10.長期課程の指導員訓練を修了した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
11.防衛大学校を卒業した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
試験内容
(20問/3時間、科目免除者は10問/1時間30分)
1.ガス溶接等の業務に関する知識(5問)
2.関係法令(5問)
3.アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識(5問)
4.アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識(5問)
科目の免除
以下に該当する方は、既定の書類を添付することにより科目の免除を受ける事が出来ます。
●学校教育法による大学(短期大学を含む。)又は高等専門学校において、溶接に関する学科を専攻して卒業した者。
●次のいずれかの者(工学又は化学に関する学科を専攻した者に限る。)で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの。
1.学校教育法による大学(短期大学を含む。)又は高等専門学校を卒業した者
2.大学評価・学位授与機構により学士の学位を授与された者
3.省庁大学校を卒業(修了)した者
(「省庁大学校」には、防衛大学校、防衛医科大学校、水産大学校、海上保安大学校、職業能力開発総合大学校の長期課程・総合課程、気象大学校の大学部、国立看護大学校の看護学部看護学科(各旧法令による同等のものを含む。)が該当します。)
4.専修学校の専門課程(2年以上・1700時間以上)の修了者(大学入学の有資格者に限る。)などで、その後大学等において大学評価・学位授与機構により学士の学位を授与されるのに必要な所定の単位を修得した者
5.指定を受けた専修学校の専門課程(4年以上)を一定日以後に修了した者など(学校教育法施行規則第155条第1項該当者)
●構造物鉄工科又は配管科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた者。
(塑性加工科の職種に係る職業訓練指導員免許を受けた者は無試験で免許が受けられます。)
●普通職業訓練(金属加工系溶接科)を修了した者で、その後2年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの。
●鉄工、建築板金、工場板金又は配管の1級の技能検定に合格した者で、その後1年以上ガス溶接等の業務に従事した経験を有するもの
■ 免除科目 ■
・アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識
・アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識
合格基準
総得点が、満点中60%以上かつ各科目が、満点中40%以上の得点率。
願書申込み受付期間
各実施先にてご確認ください。
試験日程
おおむね年1回行われますが、年に2回行われる地域もあります。
詳しくは、実施先にてご確認ください。
受験地
各管轄のセンター。
出張試験もあります。
受験料
6,800円
合格発表日
各実施先にてご確認ください。
受験に関する問い合わせ
公益財団法人 安全衛生技術試験協会 本部 03-5275-1088
北海道安全衛生技術センター 0123-34-1171
東北安全衛生技術センター 0223-23-3181
関東安全衛生技術センター 0436-75-1141
中部安全衛生技術センター 0562-33-1161
近畿安全衛生技術センター 079-438-8481
中国四国安全衛生技術センター084-954-4661
九州安全衛生技術センター 0942-43-3381
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