アーク溶接作業者 【国家資格】

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アーク溶接作業者とは

アーク溶接作業者とは、労働安全衛生法に基づくアーク溶接特別教育の講習を受けて修了し修了証の交付を受けた者のこと。溶接棒(金属電極)と被溶接物の間にアーク(火花)を発生させ、その熱を利用して溶接する方法のアーク熔溶接を行う上で必要な資格です。生産工場や建設現場などにおいて、極めて広範囲で使用されています。アーク溶接業務(手アーク溶接(被覆アーク溶接、ガス・シールドアーク溶接など)、半自動アーク溶接、自動溶接)を行うことができます。

難易度  :  ★☆☆☆☆ 講習と実技で取得できます。合格率は公開されていませんが、ほとんどの方が合格されるそうです。
実技試験で落ちたとしても学科は1年間は有効となります。
就職   : 建築・建設現場・土木・鉄鋼業・製造業など。ティグ、半自動など経験があまり必要ない求人もあります。経験者が非常に優遇されますので、何とか経験を積めるようにしましょう。
仕事内容 : 金属製品の溶接部品等の溶接・半自動溶接作業、溶断を行います。
年収   : 溶接工の平均年収は398.7万円(賞与込)です。

 

資格概要

受講資格

満18歳以上。

受講・実技内容

・学科(2日間:計11時間)

1.アーク溶接等に関する知識(1時間)
2.アーク溶接装置に関する基礎知識(3時間)
3.アーク溶接等の作業の方法に関する知識(6時間)
4.関係法令(1時間)

・実技(1日間:10時間)

1.アーク溶接装置の取扱い及びアーク溶接等の作業の方法

願書申込み受付期間

詳しくは、実施団体までお問い合わせ下さい。

受講・実技日程

各月1回程度

受講地

全国各地

受講料

●(公社)東京労働基準協会連合会

一般:15,420円(消費税込み)
東基連会員または団体会員:14,420円(消費税込み)
NET割引 一般:14,920円(消費税込み)
NET割引 東基連会員または団体会員:13,920円(消費税込み)
テキスト  アーク溶接等作業の安全(H26-1):1,080円(消費税込み)
※インターネットから仮申込みをして頂くと、インターネット割引価格が適用されます。

●労働安全衛生協会

講習料金 実技付(3日間):11,300円(教材費含む)
学科講習(2日間):9,300円 (教材費含む)

など、各都道府県の日本溶接協会支部にて。

合格発表

詳しくは、実施団体までお問い合わせ下さい。

受講に関する問い合わせ

東京:公益社団法人 東京労働基準協会連合会 03-5678-5556

埼玉:(財)労働安全衛生協会 048-885-7773

大阪:一般社団法人 大阪府溶接技術協会 06-6649-1405

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