栄養士 【国家資格】
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栄養士とは
栄養士とは、都道府県知事の免許を受けて、栄養士の名称を用いて栄養の指導などを行う者の事です。栄養士法(昭和22年12月29日法律第245号)に定められる資格(名称独占資格)です。食物が豊富な先進国では、偏食や過食などによる糖尿病や生活習慣病が起こりやすく、こういった症状を予防、改善する為に栄養のバランスを考えた食事を考えます。
更に、より高度な知識と技術が求められる「管理栄養士」という資格もあります。管理栄養士の資格は栄養士の資格を取得していなければ受験できません。
難易度 : ★★☆☆☆
就職 :保健所、教育委員会、病院、学校、食品工場、工場の食堂、事業所、福祉施設、スポーツクラブ、大学、児童施設、研究所、食品会社、製薬会社、フードコーディネーター、食品衛生管理者など。高齢化社会に向けてさらに需要が高まっていくと思われます。
仕事内容 : 栄養指導や患者の個別の状況を考慮した献立作成します。
年収 : 栄養士の平均年収はおよそ340万円です。
資格概要
資格取得に関して
試験はありません。
(栄養士の資質向上と質の均一化を図ると共に、各養成施設の教育に関する認識の強化を目的とする実力試験はあります。)
栄養士になる為には、厚生大臣が指定した栄養士養成学校、学校等で2年から4年の間にて、所定の単位を修得し卒業し各都道府県に申請することにより資格を取得できます。よって独学での資格取得は不可能ということになります。
また、栄養士になる為の学校、養成学校は、夜間部や通信教育課程は認可されておらず、全て昼間部のみです。
学校について
厚生大臣が指定した栄養士養成学校は、北海道から沖縄まで全国に約300校あります。
詳しくは下記の実施団体にてご確認ください。
栄養士の資格に関する問い合わせ
公益社団法人 日本栄養士会
公益社団法人 全国栄養士養成施設協会 03-3918-1022
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