AFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー) 【民間資格】
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AFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー)とは
AFPとは、保険、税金、ローン、株券、年金などの金融商品について幅広い知識を用い、各お客様にあった金融商品を提案、紹介したりする知識や、お客様の資産の運用方法などをコンサルティングする能力を測る為の検定試験で、日本FP協会が主催し認定する資格です。AFPは「アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー(AFFILIATED FINANCIAL PLANNER)」の略です。
難易度 : ★★★☆☆ 近年の合格率は約42%です。
就職 : 金融系や保険業界の人が取得する事がが多いです。税金・金融・保険・社会保障・不動産・相続などの知識を生かし、多くの場面での活躍が期待されます。
仕事内容 : 顧客などの収入・借り入れ、家族構成、資産等の情報を総合的に捉え、幅広い知識を生かし、貯蓄、投資等のプランを立てたり、資産運用等に関するアドバイスなどのコンサルティング行います。
年収は :ファイナンシャルプランナーの年収はおよそ300万~2,000万と言われています。
資格概要
AFP資格の取得への道のり
AFP資格を取得するにはルートが3つあります。
①基本ルート
未経験者はこの基本ルートとなり、AFP認定研修(基本課程)を受講し、修了してから国家資格の「2級FP技能士検定」を受験します。2級FP技能士検定に合格後、登録・認定となります。
②2年以上のFP実務経験者・3級FP技能士検定合格者
上記の方は、2つのルートがあり、国家資格の「2級FP技能士検定」に合格後、AFP認定研修(技能士課程)を受講し、修了後に登録・認定となるルートが一つ。もう一つは、AFP認定研修(基本課程)を受講中に「2級FP技能士検定」に合格するルートです。
AFP認定研修は基本課程で3~6ヶ月に対し、技能士課程は1ヶ月程で修了が可能です。また、認定研修は日本FP協会が認定した学校・講座で行っています。
受験資格
2級ファイナンシャル・プランニング技能士検定がAFP資格審査試験を兼ねています。
ファイナンシャル・プランニング技能士についてはこちら
■2級FP技能検定(兼AFP資格審査試験)の受験資格
1.日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
2.3級FP技能検定または金融渉外技能審査3級合格者
3.2年以上の実務経験を有する者
*「実務経験を有する者」とは、資産の設計・運用・管理及びこれらに係わる相談業務、コンサルティング業務等ファイナンシャル・プランニング業務に携わった経験がある者をいいます。
■AFP認定研修(基本課程)
制限無し
■AFP認定研修(技能士家庭)
2年以上の実務経験を有し、2級FP技能検定に合格した者
試験内容
■2級FP技能士検定
●学科(マークシート方式:60問/120分)
①ライフプランニングと資金計画
②リスク管理
③金融資産運用
④タックスプランニング
⑤不動産
⑥相続・事業承継
●実技(記述式:40問/90分)
①関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
②ファイナンシャル・プランニングのプロセス
③顧客のファイナンス状況の分析と評価
④プランの検討・作成と提示業務
■AFP認定研修(基本課程)
最低履修単位:各課目合計68単位以上
①FP基礎
②金融資産運用設計
③不動産運用設計
④ライフプランニング・リタイアメントプランニング
⑤リスクと保険
⑥タックスプランニング
⑦相続・事業承継設計
⑧提案書の作成
AFP登録について
AFP資格認定会員の会費
入会金 ― 10,000円
年会費 ― 12,000円
(ともに課税対象外)
登録有効期限は登録後の翌々年度末までとなり、更新するためには、定められた継続教育期間ごとに15単位以上(「FP実務と倫理を含む3課目以上で1課目7.5単位上限」を含む)を取得していることが必要になります。
受験に関する問い合わせ
日本ファイナンシャル・プランナーズ(FP)協会 03-5403-9890
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