CFP(サーティファイドファイナンシャルプランナー) 【民間資格】

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CFP(サーティファイドファイナンシャルプランナー)とは

CFPとは、AFPの上位資格となり、国際CFP組織のFPSB(FINANCIAL PLANNING STANDARDS BOARD LTD.)とのライセンス契約の下に日本では、日本FP協会が認定している資格です。多くの国が加盟しており、各国共通の水準で資産管理を行う事が出来るプロフェッショナルであるいう証明となります。CFPは「サーティファイドファイナンシャルプランナー(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER)」の略です。
また、CFP試験全科目合格者はファイナンシャルプランニング技能士1級の学科試験が免除されます。

難易度  : ★★★☆☆
近年も合格率は、金融資産運用設計:33.9%、不動産運用設計:35.8%、ライフプランニング・リタイアメントプランニング:35.6%、リスクと保険:39.7%、タックスプランニング:38.7%、相続・事業承継設計:38.3%程です。全科目一括での合格者は約8%程度とかなり引くく、何度か受験する事になるのは前もって覚悟しておくことが必要でしょう。
就職  : 金融系や保険業界など。CFPは本国アメリカをはじめイギリス、フランスなどなど、国際的に通用する資格として金融業界での評価が高いので、就色や転職にはかなり有利と言えます。
仕事内容   : 日本だけではなくワールドワイドで豊富な知識で、お客様の資産運用・生活設計についてプランニングを行います。
年収  : ファイナンシャルプランナーの年収はおよそ300万~2,000万と言われています。

資格概要

受験資格

1.協会が認定するAFP認定者であること。
なお、AFP認定者から協会の一般会員に移行した場合や退会した場合は、受験資格がなくなり、CFP課目合格歴はすべて失効となります。

2.協会が認定する大学院で所定の課程(プログラムに対応する科目群)の単位を取得した場合、受験資格があります。
ただし、この受験資格および課目合格は、課程修了後7年以内に6課目すべてに合格しない場合には、失効となります。
CFP認定教育プログラムを実施する大学院一覧はこちら

3.試験において重大な迷惑行為・不正行為を行った者は、以後の受験資格を失う場合があります。

試験内容

マルチプルチョイス方式(四肢択一式)
各50問/120分
1問2点の均一配点(100点満点)

■金融資産運用設計
①実際のコンサルティング
②各国の経済指標や金融政策
③個別商品の内容や損益計算
④各種金融商品の税制 など

■不動産運用設計
①不動産の売買や、賃貸借ならびに有効活用に関する相談
②助言等を行うための調査、法令、価格
③税制等に関する基本的な知識 など

■ライフプランニング・リタイアメントプランニング
①社会保険の取扱い
②キャッシュフロー表の作成
③教育・住宅資金設計など基本的な知識や計算能力 など

■リスクと保険
①保険税務知識
②商品パンフレット
③保険証券や約款
④確定申告の書類
⑤必要保障額算出表
⑤統計データ
⑥コンサルティングスキル など

■タックスプランニング
①法人税
②所得税
③消費税
④その他の地方税の税額計算
⑤各種税務手続き
⑥財務諸表
⑦法人および個人の基本的な税金の仕組み など

■相続・事業承継設計
①相続税や贈与税の仕組み
②計算並びに申告と納税にあたっての知識
③相続財産の評価
④民法における相続の考え方
⑤事業承継 など

法令基準日

試験問題の法令は、基準日が設定されており、その基準日以降に施行された法令は適用されません。

合格基準

試験ごとに異なりますが、約60%以上の正答で合格ライン。

試験合格の登録期限

CFP課目合格歴はAFP認定者として資格を保持していれば有効期限はありません。
ただし、AFP資格更新をせず一般会員に移行した場合や協会を退会した場合の課目合格歴は失効となります。

また、CFP試験全6課目合格者の方は登録期限が5年となります。
5年を過ぎるとCFPエントリー研修を再度修了する必要があります。

試験合格後の資格取得まで

CFP試験に合格した後、CFPエントリー研修を受講・終了し、実務経験3年以上を満たす、または満たしていれば必要書類を提出し、不備が無ければCFP認定者となることができます。CFPエントリー研修は通信研修と集合研修で行われ、試験などはありませんが、アンケート形式のレポート提出があります。集合研修は1日のみ。受講料は10,800円です。

CFP資格更新

登録有効期限は登録後の翌々年度末までとなり、更新するためには、定められた継続教育期間ごとに30単位以上(「FP実務と倫理を含む3課目以上で1課目15単位上限」を含む)を取得していることが必要になります。

願書申込み受付期間

・4月上旬~中旬頃まで
・9月上旬~下旬頃まで

試験日程

・6月上旬と中旬頃の2日間
・11月中旬と下旬頃の2日間(年2回)

受験地

札幌、仙台、宇都宮、東京、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇

受験料

1課目 ― 5,400円
2課目 ― 9,720円
3課目 ― 14,040円
4課目 ― 18,360円
5課目 ― 22,680円
6課目 ― 27,000円

合格発表日

・7月中旬頃
・12月中旬頃

受験に関する問い合わせ

日本ファイナンシャルプランナーズ(FP)協会 試験事務課 03-5403-9900

関連書籍

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CFP(サーティファイドファイナンシャルプランナー)の関連資格

AFP
ファイナンシャル・プランニング技能士
DCプランナー
証券アナリスト

関連用語

●CFP加盟国
北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアを中心に世界24カ国・地域(2015年2月時点)

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