准看護師 【公的資格】
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准看護師とは
准看護師とは、医師や看護師の指示を受けて、様々な病気や障害、産後の女性など、療養生活中の方の生活の補助を行ったり、診療の補助をする人のことです。看護師の国家資格と違い、都道府県知事から准看護師の免許が交付される公的資格です。
難易度 : ★★☆☆☆ 准看護師になる為の専門の学校で勉強し、受験するため。合格率は94%程と高いです。
就職 : 病院、介護老人保健施設など。30代や40代からの就職や転職は難しくなってくるようです。理由としては、病院としては准看護師ではなく看護師として欲しい所も多く、新卒は〇〇歳(20代)までとしている所もあります。紹介所への登録や派遣などを利用して仕事先を見つける人も多いようです。また、看護助手として働いていて、そのまま准看護師の資格を取得した方も結構いらっしゃるようです。しかし、看護の業界で言いますと、それこそ相当な人手不足であることに変わりはありませんので、仕事が無いということはないでしょう。
仕事内容 : 医師や看護師の指示に従い、病気やけがで療養している人の世話やその他雑用、患者を診療するときの補助を行います。
年収 : 准看護師の平均年収は398.7万円(賞与込)です。 こちらも就職と同じく、年齢の若いうちに、大きな病院などに就職できればそれなりに給料は貰えそうですが、30代や40代などで就職・転職となると給与は多くは望めないでしょう。
資格概要
受験資格
1.文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣の指定した学校(以下「指定学校」という。)において2年の看護に関する学科を修めた者。
2.文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、都道府県知事の指定した准看護師養成所(以下「指定要請所」という。)を卒業した者。
3.指定学校において3年以上看護師になるのに必要な学科を修めた者
4.規則で定める基準に適合するものとして、厚生労働大臣の指定した看護師養成所を卒業した者。
5.外国の看護師学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において看護師免許を得た者のうち、厚生労働大臣が3.又は4.に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認めた者
6.外国の看護師学校若しくは養成所を卒業し、又は外国において看護師免許を得た者のうち、5.に該当しない者で、厚生労働大臣の定める基準に従い、各都道府県知事が適当と認めた者
上記受験資格のうち1.~5.については、厚生労働大臣が指定する期日までに修業が見込める者も該当する。
試験内容
客観式(四肢択一)150問
1.人体の仕組みと働き
2.食生活と栄養
3.薬物と看護
4.疾病の成り立ち
5.感染と予防
6.看護と論理
7.患者の心理
8.保健医療福祉の仕組み
9.看護と法律
10.基礎看護
11.成人看護
12.老年看護
13.母子看護
14.精神看護
合格基準
満点の100分の60を下回らないこと(150問中90問以上正解すること)。
願書申込み受付期間
各都道府県の実施先にてご確認ください。
試験日程
各都道府県の実施先にてご確認ください。
受験地
各都道府県。
受験料
6,900円
合格発表日
各実施先にてご確認ください。
受験に関する問い合わせ
各都道府県の県庁や府庁の准看護師試験担当課。
関連書籍
准看護師の関連資格
看護師
認定看護師
専門看護師
認定看護管理者
自衛隊看護学生
関連用語
●正看護師
看護師のことを、准看護師に対して正看護師と呼ぶ事があります。看護師=正看護師となりますが、正看護師と言う資格はありません。