ガス主任技術者 【国家資格】

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ガス主任技術者とは

ガス主任技術者とは、一般家庭における燃料ガスの製造から供給までの過程において、全てのガスを取り扱う資格です。『ガス事業法』に基づきガス工作物の保安・監督などを行います。試験合格後、都道府県に申請することにより、「特定第1種圧力容器取扱作業主任者免許」を取得することができます。また、試験は甲種・乙種・丙種の3種に分類されており、それぞれ工事や運用、監督などが可能な範囲が決まっています。

難易度  : ★★★☆☆
合格率  : 甲種 12.8%、乙種 11.3%、丙種 20.4%程です。
就職  : 主にガス事業関連企業です。ガス事業者は、ガス事業法第31条第1項の規定により、ガス主任技術者免状の交付を受けている者であって、 経済産業省令で定める実務経験を有する者のうちから、ガス主任技術者を選任し、事業場ごとにガス工作物の工事、 維持及び運用に関する保安の監督をさせなければなりません。よって、有資格者は就職・転職にも役立ち、昇給や昇格に関しても有利になるでしょう。
仕事内容  : ガス工作物の工事やそれにともなう維持・整備、安全性を確保するための保安、監督・指導を行います。

資格概要

受験資格

制限はありません。

試験内容

詳細版はこちら

●甲種・乙種・丙種
五肢択一/2時間
1.法令 16問出題すべて解答
2.基礎 15問出題中10問を選択し解答
3.ガス技術 27問出題中20問を選択し解答

記述式/1時間
・論述 法令関連1問とガス技術関連から1問選択

〇試験範囲
1.ガス事業関係法令(保安に関するものに限る。)
2.ガスに関する物理及び化学理論
3.ガス工作物の工事、維持及び運用に関する技術
4.ガスの成分分析及び熱量等の測定
5.ガス器具の構造及び機能
6.ガス工作物の構造及び機能

合格基準

以下の各項のすべてを満たすことで合格となります。
・マークシート問題及び論述問題の合計得点(300点満点)が180点以上であること。
・マークシート問題の法令科目(80点満点)の得点が25点以上であること。
・マークシート問題の基礎科目(50点満点)の得点が15点以上であること。
・マークシート問題のガス技術科目(100点満点)の得点が30点以上であること。
・論述問題(70点満点)の得点が20点以上であること。

願書申込み受付期間

5月下旬~6月上旬頃まで

試験日程

9月下旬頃(年1回)

受験地

北海道、宮城、東京、愛知、富山、大阪、広島、香川、福岡、沖縄

受験料

12,700円

合格発表日

12月下旬頃

受験に関する問い合わせ

一般財団法人 日本ガス機器検査協会 ガス主任技術者試験センター 03-3960-0159

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