理容師・管理理容師 【国家資格】
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理容師・管理理容師とは
理容師とは、理容院・理髪店などで髪を切ったり髭を剃ったりする人で、資格を取得していないとこの仕事に付く事は出来ません。
管理理容師とは、理容院や理髪店などにおいて管理者にあたる人です。理容師法第11条の4により理容師である従業者の数が常時2人以上である理容所の開設者は、当該理容所を衛生的に管理させるため、理容所ごとに、管理理容師を置かなければならないとされています。
難易度：
理容師 ★★☆☆☆ 近年合格率は、66％程です。
管理理容師 講習のみで取得できます。
就職 ： 理容室・理髪店やヘアサロンなど。独立も可能で近年では従来の理髪店のイメージを払拭した、中年男性向けのリラクゼーションを踏まえたシックなイメージの理髪店が増えてきています。
仕事内容 ： 頭髪のカット、洗髪、シェービング、セットなど。また、マッサージなどのリラクゼーションをサービスとして行っている所も多いです。
年収 ： 理容師の平均年収は279.7万円（賞与込）です。
資格概要
受験資格
●理容師
１．美容師養成施設で、次の課程を修了した者
《平成10年4月1日以降に入学した者》
昼間課程 2年以上
夜間課程 2年以上
通信課程 3年以上
２．美容師養成施設で、次の課程を修了した後、1年以上の実地習練を経た者
《平成10年3月31日以前に入学した者》
昼間課程 1年以上
夜間課程 1年4ヵ月以上
通信課程 2年以上
※平成14年3月31日までに1年以上の実地習練が終了していない者については、受験資格はありません。
●管理理容師（講習取得）
美容師の免許取得後、通算3年以上就業した者。
試験内容
●理容師
▼実技
・理容の基礎技術
１．カッティング
２．シェービング及び顔面処理
３．整髪
・衛生上の取扱い
用具類の衛生状態及び衛生上の取扱い
▼筆記
１．関係法規・制度
２．衛生管理
３．理容保健
４．理容の物理・化学
５．理容理論
試験の免除
・「実技試験及び筆記試験」の両方を受験した人のうち、筆記試験のみに合格した人は、その申請により、次回の試験に限り、筆記試験の受験が免除されます。
・「実技試験及び筆記試験」の両方を受験した人のうち、実技試験のみに合格した人は、その申請により、次回の試験に限り、実技試験の受験が免除されます。
受講内容
●管理理容師
理容師免許取得後、通算3年以上就業者が規定の講習にて取得。
１．公衆衛生(4時間)
２．理(美)容所の衛生管理(14時間)
合格基準
●理容師
▼実技
以下を全てを満たすことで合格となります。
１．衛生上の取扱試験：減点が30点以下。
２．基礎的技術試験：減点が40点以下。
▼筆記
以下を全てを満たすことで合格となります。
１．50問中60%以上の正答率。
２．関係法規・制度、公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術、人体の構造及び機能、皮膚科学、理容の物理・化学、理容理論のいずれの課目においても無得点がないこと。
●管理美容師
所定の講習科目(18時間)を全て履修し、かつ理容若しくは美容の業務に従事し、若しくは従事した理容所若しくは美容所の衛生管理状況を調査し、その問題点及び適切な改善計画を提出し、講習の成果があったと判定された方には修了証書が交付されます。
願書申込み受付期間
●美容師
①5月上旬～下旬位まで。
②11月上旬～下旬位まで。
試験日程
●美容師
・実技
①8月上旬頃
②2月上旬頃
・筆記
①9月上旬頃
②3月上旬頃
●管理美容師
各地区年1回程度です。
開催日程は各地域により異なりますので、詳しくは実施先にてご確認ください。
受験地
●理容師
・実技 ― 39都道府県
（山梨、長野、岐阜、和歌山、徳島、長崎、大分、沖縄を除く都道府県）
・筆記 ― 下記の15都道府県
北海道、岩手、宮城、埼玉、東京、神奈川、石川、愛知、大阪、兵庫、広島、愛媛、福岡、鹿児島、沖縄
受験料
●理容師
実技試験及び筆記試験（両方）受験 ― 28,500円
実技試験（のみ）受験 ― 14,700円
筆記試験（のみ）受験 ― 13,800円
●管理理容師 ― 18,000円
合格発表日
●理容師
①9月下旬頃
②3月下旬頃
受験に関する問い合わせ
(財)理容師美容師試験研修センター 03-5579-0911
各都道府県の理容師美容師試験研修センター支部
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