理容師と美容師の違い

理容師と美容師の違いとは

意味合い的にはよく似ていると思います。現に、理容師も美容師も同じだと思っている方が多いのではないでしょうか。どちらも髪を切ったりしますが、イメージ的には理容師は男性の、美容師は女性の髪を切るといった感じですよね。

しかし法律的には
●理容:頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること(理容師法第1条の2第1項)。
●美容:パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること(美容師法第2条第1項)。
と定義されており、
●理容師=容姿を整える人
●美容師=容姿を美しくする人
となります。

美容のパーマネントウェーブなんかは理髪店なんかでも当てる事が出来ますし、顔そりをしてくれる美容室もあるので、ややこしいような気もしますね。顔そりに関しては、美容室では美容の範囲内で軽い程度の顔そりは許可がされていますが、メニューに出したり料金を取る事は出来ないようです。
二つの資格を、同じだと思い込んだまま、別の資格を取ったりしないように注意しましょう。ちなみに、資格は同一人物が両方を取得する事は可能ですが、理容業と美容業は一つの店舗で同時に営業することは出来ず、店舗を分ける必要があります。

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