生涯学習指導者・生涯学習インストラクター 【民間資格】
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生涯学習指導者・生涯学習インストラクターとは
生涯学習指導者とは、幼年期~老年期の長い一生涯に渡り、学び・学習の活動を続けていくことを補助・助言したり、指導を行う人のことです。文部科学省が認定する通信教育講座となっていますが、資格の分類は民間資格となります。
生涯学習インストラクターとは、上記のような活動をする者で、一般財団法人社会通信教育協会から認定を受けた者のことです。
難易度 : ★☆☆☆☆ 通信教育で取得が可能です。
就職 : この資格を取得しても就職するのは難しいです。
仕事(活動)内容 : 自宅地域・公民館・図書館・博物館・青少年教育施設・婦人教育施設・スポー施設、各種団体・サークルなどで、文化・芸術・趣味などといった、様々な生涯学習についての助言や指導などを自身が中心となり、活動を行います。
資格概要
受講資格
制限はありません。
受講内容
■カリキュラム構成
6単元(各単元4単位)
●第Ⅰ単元 生涯学習ボランティア活動
全国各地に展開される活動事例を通して、生涯学習社会における学習、ボランティア活動のあり方がわかります。ボランティア活動を通して、他と共に自己の成長となる“学びあい”が生きがいの充足となります。
1.現代社会と学習ボランティア
2.学習ボランティア活動と方法
3.学習ボランティアの活動
4.学習ボランティアの養成と活用
●第Ⅱ単元 生涯学習の方法
生涯学習はいろいろな方法があります。その中で基本となる個人学習と集団学習の特質を知ることができます。また、集団学習でのリーダーシップのあり方を通してグループ学習を学びます。
1.生涯学習の原理
2.個人学習の基本
3.集団学習の基本
4.生涯学習の展開
●第Ⅲ単元 学習メニューと学習プログラム
いろいろな学習機会・方法・手段の中から学習者自身が選んで自分の学習計画を作成する学習メニュー方式。学級・講座などの行事計画を立案する学習プログラム。それぞれの特徴を知り、実践的な作り方を習得します。
1.学習メニュー方式による学習
2.学習メニューの作成
3.学習プログラムの作成Ⅰ
4.学習プログラムの作成Ⅱ
●第Ⅳ単元 生涯各期の学習と教育
広範囲の年代層が参加する生涯学習社会では、人生各期の特徴を活かした学習援助が必要となります。乳幼児期から高齢期までの特徴を理解して、相手に合った対応を習得します。
1.乳幼児期と少年期の教育
2.青年期の学習と教育
3.成人期の学習と教育・女性の学習と教育
4.高齢者の学習と教育
●第Ⅴ単元 成人教育と学習の理解
成人は子どもと異なる生活環境や心身の発達特徴、能力を有しています。成人期の学習能力から学習構造の実態、学習傾向、学習目標などについて広範囲に及んで知ることができます。
1.成人の発達
2.成人教育の原理
3.成人の生活と学習
4.成人の学習構造
●第Ⅵ単元 生涯学習と生涯教育
学校教育中心から生涯にわたる教育へと移行した生涯教育の歴史的変化、そして日本の施策、地域における展開や課題を知ることができます。生涯学習ボランティアとして、学習情報の提供、学習相談、まちづくりまで学びます。
1.生涯学習への道
2.生涯教育論の系譜
3.我が国の生涯学習の施策と経緯
4.地域における生涯学習の展開と課題
願書申込み受付期間
随時受付です。
受講日程
6か月 + 無料延長期間3か月
受講地
通信教育となりますので自宅など。
受講料
●一括払い ― 48,500円(振込手数料340円別途)
●分割払い(クレジット契約)
3回 ― 1回目 16,724円 2回目 16,700円X2回 合計 50,124円
6回 ― 1回目 8,866円 2回目 8,500円X5回 合計 51,366円
10回 ― 1回目 5,354円 2回目 5,300円X9回 合計 53,054円
12回 ― 1回目 5,512円 2回目 4,400円X11回 合計 53,912円
合格発表日
通信講座を修了すると、修了証書が授与されます。
また、成績優秀者には文部科学大臣賞や実務教育研究所賞などの表彰もあります。
講座修了後、申請する事により生涯学習2級インストラクター資格が取得可能です。
申請は一般財団法人 社会通信教育協会に申請します。
受講に関する問い合わせ
一般財団法人 実務教育研究所 03-3357-8153
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