英会話検定 【民間資格】
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英会話検定とは
英会話検定とは社会における英会話力の基準「ものさし」がわかるように設けられた検定で、筆記テストの無いインタビュアーとの会話のみの試験です。正確かつ公正な検定により級が認定されます。
難易度 : ★★★☆☆ 近年合格率は約60%程です。
ネイティブスピーカーとの対話のみの試験なので、会話することに慣れていない人は難しいでしょう。
就職 : 英会話が必要な職場であればどこでも良いですが、英会話力がメインで就職するためには最低でも1級以上は取得しておきたいところです。
資格概要
受験資格
●ネイティブA ― ネイティブB保持者のみ受験可。
●ネイティブB ― 1級保持者のみ受験可。
●一般検定(1級~5級) ― 制限なし
試験内容
●ネイティブA・B
20分程度のネイティブスピーカーとの対話。5級~1級の基準に加え、熟語・コミュニケーションスキル・ニュアンスの正確性・感情や意見を述べる力・説明能力を判断する。
1. Pronunciation(発音)
2. Vocabulary(語彙力)
3. Fluency(流暢さ)
4. Grammar(文法)
5.Listening(リスニング/読解力)
6.Idioms(熟語)
7.Communication skills(コミュニケーションスキル)
8.Nuance accuracy(ニュアンスの正確性)
9.Ability to express opinions and feelings(感情や意見を述べる力)
10.Explaining skills(説明能力)
●一般検定
5分~20分のネイティブスピーカーとの対話。話す能力とリスニング力、発音・語彙力・流暢さ・文法・リスニング力・読解力を基準とし、会話力を「1~5級」および「認定外」で判定
1.Pronunciation(発音)
2.Vocabulary(語彙力)
3.Fluency(流暢さ)
4.Grammar(文法)
5.Listening(リスニング/読解力)
願書申込み受付期間
・4月上旬~下旬頃まで
・9月中旬~10月上旬頃まで
試験日程
・6月上旬頃
・11月中旬頃
受験地
東京、大阪
受験料
・ネイティブA・B ― 12,800円
・一般検定 ― 3,800円
合格発表日
検定日の2週間後にホームページにて合格・認定発表があります。
受験に関する問い合わせ
(財)日本英会話協会 03-6908-9630
関連書籍
英会話検定の関連資格
通訳案内士
実用英語技能検定
TOEICテスト
TOEFL
関連用語
●級の分類
・ネイティブA:ネイティブを超える英会話レベル
時事的、文化的、思想的、哲学的な意見を豊かな表現力で述べることができる。ビジネス単語や、専門用語にも精通している。逆転的な発想をすることが出来、思想の矛盾などを指摘することができる。
・ネイティブB:ネイティブと同等の英会話レベル
欧米で実際に使用されているイディオムを熟知している。時事問題などに関するディスカッションができ、倫理的や道徳、思想に関する意見も述べることができる。
・1級:英会話上級レベル(ビジネスレベル)
インタビュアーが出すトピックに関して詳しい、理にかなった説明と議論ができる。単語力も高く、表現力に優れる。読解能力も高い。
※1級を持っていれば就職にかなり有利です。
・2級:英会話中級レベル(日常会話レベル)
時事的な話の初歩段階でディスカッション出来る。自分の意見をある程度表現できる。
・3級:英会話初級レベル
自分の趣味趣向に関して簡単な説明が出来る。物事の説明や気持ちの表現が簡単にできる。
・4級:英会話初心者レベル
自己紹介ができる。簡単な英語の質問を理解し、正しい文法で応答ができる。
・5級:英会話入門レベル
簡単な英語の質問を理解し、シンプルな英語で応答ができる、限られた語彙力の中でコミュニケーションをとることができる。