高所作業車運転者（高所作業車運転技能講習）【国家資格】
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高所作業車運転者とは
高所作業車運転者とは、作業床の高さが10ｍ（メートル）以上の高所作業車を運転することができるようになる国家資格です。近年では女性の活躍も多くなってきています。
目次
資格概要
受講資格
受講内容
科目の免除
合格基準
願書申込み受付期間
受講日程
受講地
受講料
合格発表日
受講に関する問い合わせ
関連書籍
高所作業車運転者の学校・講座
高所作業車運転者の関連資格
関連用語
難易度
★☆☆☆☆
講習を受講して修了すれば取得が可能です。
10ｍ以上の高所作業を行う場合は運転技能講習、10ｍ未満の作業であれば特別教育と、二種類の講習があります。
就職
建築関係や電力会社など、高所での作業が多く必要な企業になります。こういった企業では、常に有資格者を必要としている為、常に一定の求人が出ています。
また、高所作業車には「トラック式」と「自走式」があり、「自走式」は公道を走行することはできませんので、トラックで運ぶことになりますが、「トラック式」の場合、公道を走行して現場に行くことになります。
■高所作業車の重量によって公道を走行する際に必要な免許
・5t未満 ＝ 普通自動車免許
・5t以上11t未満 ＝ 中型自動車免許
・11t以上 ＝ 大型自動車免許
「トラック式」も「自走式」も、普通～大型自動車免許を有していれば、就職にも有利に働くでしょう。
■ゴンドラ付の高所作業車
高所作業車にはゴンドラを吊り下げて作業を行う者もあります。この際、ゴンドラに乗ってゴンドラを操作するには、ゴンドラ操作者の資格も必要になります。資格を合わせて有していれば、就職の幅も広がります。
仕事内容
主に、高所での作業が仕事となります。電力会社では電柱を扱う作業など。建設現場や建物のメンテナンンス時にも高所作業車を利用した作業があります。
年収
建設機械運転工の平均年収は391万円です。企業の規模や都道府県によって平均年収も上下します。
資格概要
受講資格
18歳以上。
受講内容
■学科
１．高所作業車の作業に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識
（技能講習：5時間）（特別教育：3時間）
２．原動機に関する知識
（技能講習：3時間）（特別教育：1時間）
３．高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識
（技能講習：2時間）（特別教育：1時間）
４．関係法令
（技能講習：1時間）（特別教育：1時間）
５．学科試験
●実技
高所作業車の作業のための装置の操作
（技能講習：6時間）（特別教育：6時間）
科目の免除
・移動式クレーン運転士免許、又は小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者は、学科２．と３．が免除されます。
・建設機械施工技術検定に合格した者は、学科２．が免除されます。
・大型特殊自動車免許、大型自動車免許、中型自動車免許、普通自動車免許を有する者は、学科２．が免除されます。
・以下の技能講習を修了した者は、学科２．が免除されます。
＞フォークリフト運転技能講習
＞ショベルローダー等運転技能講習
＞車両系建設機械（整地・運搬・積込み用及び掘削用）運転技能講習
＞車両系建設機械（基礎工事用）運転技能講習
＞車両系建設機械（解体用）運転技能講習
＞不整地運搬車運転技能講習
合格基準
真面目に受講していれば、ほとんどの場合予習などをしなくとも修了できます。居眠りや携帯・スマホを触っていたり、講習と関係の無いことをしていると修了と認めてもらえません。
願書申込み受付期間
各実施先により異なります。
受講日程
各実施先により異なる場合がありますが、2～3日間かけての講習となることが多いです。
受講地
各実施先により異なります。
受講料
技能講習 ― 3 ～ 45,000円程度
特別教育 ― 15,000円前後
実施先により違いがあることと、科目の免除の有無で金額が違います。
合格発表日
実技試験の修了後即日の所もあれば、後日郵送の所もあり、実施先により異なります。
受講に関する問い合わせ
建設業労働災害防止協会 03-3453-8201
上記の 高所作業運転技能講習ページ
この他にも、認定された団体や協会が実施しています。
関連書籍
高所作業車運転者の学校・講座
上記の受講に関する問い合わせに記載。
高所作業車運転者の関連資格
関連用語
