アクチュアリー 【民間資格】

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アクチュアリーとは

アクチュアリー (actuary) とは、ビジネスにおける将来のリスクや不確実性の分析、評価等を専門とする専門職です。
日本において「アクチュアリーになる」とは、「日本アクチュアリー会の正会員になる」とほぼ同義である(外国のアクチュアリー会の正会員もアクチュアリーと呼ばれる)。年金数理人や、保険計理人になるための条件の一つは、日本アクチュアリー会の正会員であることである。

簡単にするとアクチュアリーとは、生命保険会社や損害保険会社で保険料や年金の掛け金を算定する専門的な能力を認定する資格です。

難易度  : ★★★★★
合格率は全科目とも10~20%ほど。全科目合格までは、最低でも2年位の勉強期間が必要です。
就職  : 生命・損害保険会社、銀行、各省庁など。金融自由化により、企業での重要性が増しているうえ、国際的な資格なので、業界での評価は高く、就職・転職にかなり有利です。
仕事内容  : 生命保険会社や損害保険会社で保険料や年金の掛け金を算定、年金運用計画、リスク管理などを行います。

資格の概要

受験資格

●1次試験

1.学校教育法による大学(短期大学を含む)の卒業者。
2.大学3年生以上の者(4年制大学において、休学期間を除き2年以上在学し、かつ62単位以上の単位を修得した者)
3.高等専門学校卒業者
4.学士資格を有しない大学院生
5.外国の大学を卒業した者、または、外国において前述1.~3.に相当する学校教育 における課程を修了した者
6.生保数理、損保数理、年金数理等の日本アクチュアリー会資格試験の受験科目に関連する知識を必要とする、保険・年金などの業務に3年以上携わった者

●2次試験・・・・1次試験の全科目合格した日本アクチュアリー会の準会員

試験内容

●1次試験(基礎5科目)

1.数学・・・・確立、統計、モデリング
2.損保数理・・・・損保数理の基礎および応用
3.生保数理・・・・保険数理の基礎および応用
4.年金数理・・・・年金数理・年金財政の基本
5.会計・経済・投資理論・・・・会計・経済・投資理論の基本

1次試験合格基準:
「数学」、「生保数理」、「損保数理」、「年金数理」、「会計・経済・投資理論」については、合格基準点(各科目の満点の60%を基準として試験委員会が相当と認めた得点)以上の得点の者を合格とします。

●2次試験(専門2科目)
3つのコースより1つを選択し受験します。

■生保コース

1.生保1(生保商品の実務)
2.生保2(生保会計・決算)

■損保コース

1.損保1・・・・損保商品の実務
2.損保2・・・・損保会計・決算・資産運用

■年金コース

1.年金1(適格退職年金制度、確定給付企業年金制度、確定拠出年金制度、年金関係税務・会計)
2.年金2(公的年金制度・厚生年金基金制度)

2次試験合格基準:
「生保1」、「生保2」、「損保1」、「損保2」、「年金1」、「年金2」)については、合格基準点(各科目の満点の60%を基準として試験委員会が相当と認めた得点)以上の得点の者を合格とします。

願書申込受付期間

~8月下旬頃まで

試験日程

12月中旬頃の3日間で実施

受験場所

東京・大阪

受験料

1科目につき、一般は10,000円。正・準会員は7,000円。

合格発表

2月中旬頃

第1次試験に5科目すべて合格された方は、日本アクチュアリー会の準会員となることができます。
第2次試験に専門科目2科目すべて合格された方は、日本アクチュアリー会の正会員になることができます。
日本アクチュアリー会年会費
・正会員:30,000円
・準会員・研究会員:15,000円

受験に関する問い合わせ

公益社団法人 日本アクチュアリー会 03-5548-6033

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