犬訓練士(日本警察犬協会) 【民間資格】

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犬訓練士とは

民間資格の中でも犬訓練士の資格はいくつかありますが、ここでは日本警察犬協会の訓練士を説明します。
犬訓練士とは、将来警察犬・救助犬として働く犬や盲導犬・介助犬などの飼育、訓練、管理等についての知識と技術を認定する資格です。

難易度  : ★★☆☆☆ 公認訓練所に入所し、3等訓練士を受験した者の合格率は100%。
就職  : 訓練協会、ペットショップ、ドッグトレーナーなど。
仕事内容 : 犬の訓練はもちろんのこと、飼育・管理を行います。嘱託(しょくたく)警察犬訓練士として活躍される方もいます。

資格概要

受験資格

3等訓練士、2等訓練士、1等訓練士、1等訓練士正、1等訓練士長の5等級にわかれていて、まずは3等訓練士の資格を取得し、1クラスずつ昇格していきます。

●三等訓練士の受験資格
1.協会の会員で満18歳以上の人
2.訓練の経験を有しこれに関係している人
3.所定の訓練試験合格実績(自分が訓練をした犬を2頭以上5科目以上、合格させること)がある人

見習訓練士として公認訓練所へ入所を申し出ます。
18歳以上で中学校卒業以上の者が入所できます。
※見習訓練士は原則として住込みで、概ね3年間(現状5~6年間)勉強する。

■訓練所に入所するには、入所希望支部にて募集があることと、入所前に面談があります。
面談では下記内容を話します。
・訓練士希望の理由
・現在の自分の状況(卒業見込み、新卒、他の職業、無職など)
・入所希望時期
このことから、下記の内容の書類を用意しておくと良いでしょう。
①訓練士希望の理由、②現在の自分の状況、③入所希望地域、④入所希望時期、⑤将来のこと
入所時に試験はありませんが、本人のやる気や適性にて合否の判断がされます。

入所後、見習い訓練士を経て、三等訓練士の受験をすることが出来ます。
三等訓練士から二等訓練士に昇格するには、三等訓練士として2年以上訓練に従事、二等訓練士から一等訓練士に昇格するには、二等訓練士として5年以上訓練に従事し、二等、一等ともに所定の条件を満たし、当協会の関係機関からの推薦が必要になります。
一等訓練士正への昇格は、一等訓練士として概ね10年経過し、その間に、当協会に貢献される等の条件を満たしている訓練士が対象になります。
一等訓練士長は、一等訓練士正として概ね10年経過し、その間に、当協会に対する功労があり、他の訓練士の模範となる訓練士が対象になります。

試験内容

下記内容の筆記 + 面接
①犬に関する心得
②犬学概論
③訓練法
④繁殖
⑤飼育管理
⑥生理衛生、
⑦法令・規則

願書申込み受付期間

実施先にてご確認ください。

試験日程

各実施先にてご確認ください。

受験地

協会本部、各地の支部で実施します。

受験料

●三等訓練士
試験受験料 ― 10,000円
受験手数料 ― 2,000円

合格発表日

各実施先にてご確認ください。

受験に関する問い合わせ

公益社団法人 日本警察犬協会 03-5828-2521

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関連用語

警察犬訓練士(嘱託「しょくたく」・直轄)

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