移動貯蔵タンク定期点検技術者 【公的資格】
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移動貯蔵タンク定期点検技術者とは
移動貯蔵タンク(タンクローリーなど)には5年ごとの点検が義務付けられています。その点検を高度な専門の知識と技術をもって行うのが移動貯蔵タンク定期点検技術者です。
資格概要
難易度 : ★☆☆☆☆ 講習と終了考査で取得できます。更新制で講習修了証の交付を受けた日から5年ごとに定期講習を受ける必要があります。
就職 : 危険物運搬会社など。移動貯蔵タンクは近年、巨大化・長距離化が進んでいます。そのため、危険度も増加し、高精度の点検機材や高度な専門知識を持つ者以外は点検の実施が困難であり、移動貯蔵タンクの点検は5年毎と義務付けられている事もあり、有資格者の需要は高く、これからも高まると思われます。
仕事内容 : タンクローリーなどの大型化、移動の長距離化に伴い、疲労破壊の可能性がある移動貯蔵タンクの点検を行います。
受講資格
制限はありません。
受講内容
〇初回講習
1.危険物法令(危険物規制の体系・定期点検制度)50分
2.危険物の概要(危険物の性質・火災予防及び消火方法)1時間
3.基礎物理学(気体液体の一般法則・圧力に関する知識)1時間
4.危険物施設の概要(移動貯蔵タンクの位置・構造・設備の基準・事故事例等)2時間
5.点検実施要領(点検の原理・点検器具・点検要領・判定方法・安全管理)2時間
6.実習(器具を用いた点検実習・データ解析・報告書の作成)3時間20分
7.修了考査 1時間40分
※甲種危険物取扱者免状又は乙種危険物取扱者免状の交付を受けている方で希望する方は「1.危険物法令」「2.危険物の概要」の受講が免除されます。ただし、免除科目に関する修了考査は免除されません。
※科目免除申請は、所定の用紙を使用し、交付を受けている免状の写しを添えて提出します。
〇定期講習
1.危険物法令(主として5年間における険物規制法令の改正事項)2時間
2.事例研究(移動貯蔵タンク等の事故発生状況・定期点検の奏功事例・点検上の留意事項)1時間30分
願書申込み受付期間
●初回講習
札幌 ― 9月上旬~中旬頃まで
東京 ― 8月中旬~8月下旬頃
大阪 ― 9月上旬~中旬頃まで
福岡 ― 9月下旬~10月上旬頃まで
●定期講習
札幌 ― 9月上旬~中旬頃まで
東京 ― 8月中旬~下旬頃まで
大阪 ― 9月上旬~中旬頃まで
福岡 ― 9月下旬~10月上旬頃まで
受講日程
●初回講習
札幌 ― 10月上旬頃
東京 ― 9月中旬頃
大阪 ― 10月上旬頃
福岡 ― 10月中旬頃
●定期講習
札幌 ― 10月上旬頃
東京 ― 9月中旬頃
大阪 ― 10月上旬頃
福岡 ― 10月中旬頃
受験地
札幌、東京、大阪、福岡
受講料
●初回講習 ― 37,800円
●定期講習 ― 9,975円
合格発表日
各実施先にてご確認ください。
受講に関する問い合わせ
一般財団法人 全国危険物安全協会 講習課・企業防災対策室 03-3597-8514
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